私って、ホント馬鹿


 魔法少女まどか☆マギカの10話見た。



 虚淵玄氏が、
 「ループってのはこう『使う』んだよ」
 とシュタインズゲートのスタッフに示したように思えた。



 うん、シュタゲプレイした時どーしても終盤への持っていき方に納得できなくて、感想書いた時にはグダってた部分による疾走感の無さかなぁと思ったんだが全然違った。


 帰ってきたらもう少しまとめて書こう。


 プレイ日記リンク
 STEINS;GATE プレイ日記 - E.F.R
 STEINS;GATE プレイ日記2 - E.F.R
 STEINS;GATE プレイ日記3 - E.F.R

 帰ってきたのでまとめて書こう。
 カテゴリタグもゲーム雑感に変更。
 ここからの文章はPC版Steins;Gateの感想であり、血だまりスケッチとは微塵も関係が無いことを前置きとしつつ。



 不謹慎な話だが、朝に先走って書かずに夜まで待ってりゃ「衝撃走る(地震的な意味で)」とか出来たのになぁなどと思ってた。

 




 実を言うと、このゲームの扱いにホント困っていた。買取拒否されたし。



 断片というか、場面場面で見れば面白いし、助手のエロ同人探しに行ったぐらいにキャラクターも良かったし、声も絵柄も合ってたし、設定も結構作られていて設定資料集とか大好きな身としては楽しめる部分もあったしでいい部分は多々あった。買取拒否されたけど。


 そういった良い部分は、あのバグ祭りの中で最後までプレイさせた魅力だったし、境界面上のシュタインズゲートを迎えた際には本当に達成感を覚えた。まあ、買取拒否されたけど。





 ええ、達成感ってコレ→2010-08-29 - E.F.Rなんですけどね。さらにバグ祭りの時は5pbがしっかり土日休んでさらにしばらくアップデート無しだったことが悪化の原因だったんですけどね。うんまあ作品に罪は無いですよ買(略




 

 さて、横道に走ってそのまま冒頭の話。
 こちらが有名どころのループ物ゲーム(時系列を遡り、やり直す系の作品)の大雑把なルート構成になります。
 

 CROSS†CHANNEL歌月十夜Fate/hollow ataraxiaあたりがまあそのまま該当。
 いやまて、ゲームとしてはクロチャンはコレだが内容としてはループ抜けてないか。
 まあいいか。
 この世の果てで恋を唄う少女YU-NOはループの間を自由に移動「する」システムであり、ループ後の世界は継続するが主人公は関与せず。珠を揃えると近親相姦へ。
 毛色は違うがCLANNADもフラグで見るとこんな感じ。珠揃えて家族が題材で異世界で娘とかYU-NOプレイ済みだととても楽しめます。
 ひぐらしのなく頃には完のあとにもう一回ループするという追い討ちの愚行があったり。
 スマガはプレイして無いけど多分こんな感じじゃ無いのかな?















 で、これがシュタゲ。
 


 結論:Steins;Gateはただのギャルゲーである。



 終盤納得がいかなかったのは結局のところ、作品中に出てくるループの結果全てが投げっぱなしだったことなのだろう。ぶっちゃけ境界面上のシュタインズゲートを見るために全キャラ攻略する必要無いし。それぞれのルートで見ればしっかりと〆てあるように見えるのだが作品全体で見るとごらんの有様。ループを扱っていながらその結果は収束せず、ただの〜ルートで終わってしまうこのつまらなさ。そして、助手とまゆりという最大の分岐による一貫性の無さ。
 ループを始めてから最重要キャラをまゆりに指定した割にルカ以外どのエンドに到達しても「まあ、まゆり生きてるしいいんじゃね?」という投げやりな展開もさることながら、各キャラが退場していった場面は良く見るとループ関係無く普通のイベントで、グランドフィナーレは助手エンドで、各エンドで得た筈の内容はまったく生かされず、それぞれの世界線での登場人物たちの葛藤は過去の改変と世界線の移動により無かったことにしたからおkという無理矢理な締めくくりで、しかもリーディング略は誰でも使える=店長関連やらは何も解決してないよという馬鹿げた設定の披露で終わり、フェイリスの親父は設定矛盾かご都合主義のかたまりで……と、プレイヤーが主人公と共に世界を巡ってるってことを分かって無いんじゃないか?というゲーム構成。だからただのギャルゲー。あとシステムがイマより酷すぎてバグで購入者を殴り飛ばし割れ対策どころか中古対策までして……






 つまりはこうだ、
 「どうだった?」と問われればこれから先私はこう答えよう。 


 「微妙」





 あー、すっきりした。