今期の終了アニメ感想


 溜まってる今期のアニメを崩したりニコニコで見たりしてました。
 睡眠時間?都市伝説かい?




 何はともあれTIGER & BUNNY
 最初こそRATMANと設定が似てて、RATMAN以上に面白いと感じたが最終的にはキャラクターの勝利だったと思う。うん、魅力的なキャラを魅力的に描くことが重要だと教えてくれるいいアニメだった。
 ただ、21話が最高潮でそっから盛り上がりに欠けたことが残念。話自体はまあ、テーマも何もあったような物じゃなかったし、結局何も解決してないような終わり方だしな……。



 次、日常。
 なんだかんだで最終話まで見てた。ネタは玉石混淆でよくわからない描写も多くツッコミ不在の動画勝負アニメだったという感想。面白い時は面白い、そうでないときはそれなり。ふっと見て、くすっと笑えたらいいなって時に良いんじゃないでしょうか。
 最終話のED曲、「旅立ちの日に」は時間の関係上途中で終わってたが、上下パートに分かれてなかったので時間があっても普通には歌えてなかったろうね。この曲は母校(小学校)の卒業生退場曲であり非常に印象深い曲のためちょっと残念だった。小学以降で歌う機会なんて無かったが、未だ両パート歌える程度に思い出の曲です。
 でも卒業ソングがED曲である意味まったくないんだよね。またツッコミ待ちですか。



 次、Steins;Gate
 ぶっちゃけ原作通りだったらしいので途中から見てない。
 Q.フェイリスパパはどうして過去改変で死亡回避できたの?
 A.2000年はアトラクタフィールド分岐があるおかげでフェイリスパパの生死はアトラクタフィールドレベルで収束してる確定事項ではなかった(設定資料集)
 意訳=モブだからどうでもいい。



 今期終了作では現状最も良い終わり方をした「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」。
 成程、落とし神も乙女ゲーにハマる訳だ…って思いましたねこの作品。そう、一言で言うなら製作陣に愛されすぎだ……!
 第1話でアイマスアニメと格の違いを見せつけ(製作同じ会社なのに)、そこから全開の描写で物語を描き、本来販促としか捕られないキャラソンを違和感無く盛り込んで(しかも良曲)、最後は期待を裏切らない見事な締め方。ネタ枠と捕らえる人も多く、実際1話時点では自分もネタだと思ってた。しかし、作り手がガチだとネタ枠でも輝く。愛だよかがみん。
 あと、個人的には乙女ゲー原作を通してギャルゲーの違う面が少し見れた気がする。というのも、主人公春歌が攻略対象(男の場合、ヒロインじゃなくてなんて言うんだ?)に惚れる描写がまったく無かったんですよね。ハーレムルートだからってのもあるでしょうけど、女キャラ側になびく様子が一切見られないってのはかなり新しい感覚だった。確かに、主人公=プレイヤーの図式であればヒロインに主人公が惚れるって描写は描く必要の無い要素であり、何々の是々が可愛いとかそういった感情はプレイヤーが勝手に抱くものという扱いであった。そしてそれを乙女ゲーに転換するとこうなるってのがうたぷりに気付かされた事柄。ああ、何かギャルゲーエロゲーに使える新しい視点が見えてきそうだ……。
 関係ないけど眼鏡の中の人がヴィルヘルムの中の人だったと眼鏡外した時に気付きました。歌凄まじく上手いのな。



 そして花咲くいろは……。


 なんと、途中から見てない。
 何でか全くわからないが溜まったままなんだよね、何でだ。



 あと、OP曲だけなら猫神やおよろずが良かった。
 何と言うか、ブロッコリー全盛期にはこういうアニソンが多かったよなぁと少し懐古趣味に走らされた。あくまでアニメの為に存在する曲アニソン。子供向け以外だと結構希少種になってますよ。
 ま、本編は一度も見たこと無いけどね。



 さあ……いよいよ来期は境界線上のホライゾンだ……!